愛染明王像あいぜんみょうおうぞう

  • 鎌倉時代
  • 13-14c
  • 絹本著色
  • H-110.5 W-54.3
愛染明王

あいぜんみょうおう
愛欲などの心の迷いがそのまま悟りにつながることを示す明王。大日如来か金剛薩タを本地とする。外面は怒りの相を表し、恐ろしい姿を見せる。しかし、内では愛をもって衆生を解脱させる。三つの顔と六本の腕を持ち、弓矢など様々な武器を手にしている。
(中村 元「仏教語大辞典」東京書籍より)