白梅図(尾形光琳筆) - MIHO MUSEUM

白梅図(尾形光琳筆)はくばいず(おがたこうりん)

  • 江戸時代
  • 18c
  • 紙本金地著色、団扇形
  • H-22.3 W-23.2

 団扇形の金箔地に白梅を描く。数輪だけ開花した白い花びらが如何にも馥郁とした香りを醸し出しているように感じられる。左端に法橋光琳の落款がある。光琳の団扇絵は、宗達の扇絵と並び称される独自の境地で、楕円形の限定された世界に草花や風景を自在な構図で表現する。

尾形光琳

 万治1~正徳6(1658~1716)。江戸中期の画家。装飾工芸家。京都の高級呉服商雁金屋の次男に生まれる。通称市之丞。30代半ばに光琳と称する。乾山焼で著名な尾形乾山(深省)は実弟。父宗兼や山本素軒らから狩野派の画法を学び、俵屋宗達、本阿弥光悦等から影響を受け、対象の本質をついた表現で彩色画、水墨画、蒔絵等の工芸品に至るまで器用にこなし、琳派の大成者となる。代表作に「紅白梅図屏風」(MOA美術館蔵)、「燕子花図屏風」(根津美術館蔵)、「八橋蒔絵硯箱」(東京国立博物館蔵)等がある。

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