石製管玉

  • 縄文時代晩期
1石製管玉

一点
縄文時代晩期
長二・二
MIHO MUSEUM蔵

縄文時代の管玉は、弥生時代とは違ってやや膨らんでいることが多い。この玉は、両側の切り目が穴の方向に対して斜めになっており、穴自体も楕円形で尖っている部分がある。両端で穴の形がずれているので、両側から穿孔したことがわかる。このタイプの玉は九州南部で多く見られる。