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ミュージアム・トピックス

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TIME誌による今年のデザイン部門
ベストテンに選ばれる

 アメリカの雑誌・タイム誌では世界の話題から毎年ベストテンを選出しています。 映画、音楽、書籍、科学、人物、スキャンダル、ビジネス等のなかで、MIHO MUSEUM はデザイン部門の第2位となりました。
 1位はスペイン、ビルバオのグッゲンハイム美術館、3位はアムステルダムのニュー シアター、4位がロサンゼルスのゲッティーセンターと、今回のデザイン部門受賞は1 0作品中建築が6つを占め、とりわけ3つの美術館が上位に入っています。
 1位のビルバオ・グッゲンハイム美術館はニューヨーク・グッゲンハイムの分館で 、アメリカの建築家フランク・ゲーリーによる建物は、ネルヴィオン河のほとりに宇 宙船が着陸したようだと評されています。

 一方、ロサンゼルスのゲッティーセンターは、古代から近代に至る巨大な美術コ レクションと美術館、図書館、研究所を含む6つの建物群で構成されています。建築設 計はリチャード・メイナー、14年の歳月をかけてこれらを完成させました。
 このような二大美術館の前に、彗星のごとく現れたMIHO MUSEUM。一昨年、昨年の ニューヨーク・メトロポリタン美術館およびロサンゼルス・カウンティ美術館でのコ レクション展で、はじめて世界の耳目を集めました。けれどその時はだれも、このよ うな美術館が信楽に誕生するとは思いもよらなかったでしょう。建築設計はワシント ン・ナショナルギャラリーやルーブル美術館のピラミッドなど、数々の美術館建設 を体験した巨匠 I.M.ペイです。
 ペイはある日、こんなイメージを抱きました。深い深い山の奥にポッカリ開いたト ンネル。不思議な銀色に輝くそのトンネルを抜けると、緑の山を結ぶ虹のような釣り 橋が現れます。その間山の上には、小さな屋根と丸い入り口が見えるだけ。石段を登 り、小さなその入り口を通り抜けると、突然柔らかなライムストーンに穏やかな光が 溢れ、眼下には青い山々の重なりが拡がります。
 MIHO MUSEUMのデザインは、道に迷った漁師が川を溯り洞窟の奥に見つけた桃源郷 、あるいは清らかな山野に隠れて清談を楽しむ山水画の理想……アメリカで活躍して も中国の深い伝統と教養を失わなかったペイと、同じく東洋の美を愛し、やがて世界 の美へと辿り着いた創立者が、桃源郷建設を夢見て心の琴線を共鳴させたその階調が 聞こえてきそうです。
 さて、ちまたにデザインの氾濫する昨今ですが、グッゲンハイム、ゲッティー、MI HOと3つの優れた美術館が誕生し、その建築デザインが注目を集めたのは喜ばしい事です。各美術館におけるユニークな活動が期待されます。

ビデオ作品がニューヨークフェスティバルスにて
金賞を受賞


 世界中のメディアを対象に、視聴者の心に触れる作品に対して表彰を行っているニ ューヨークフェスティバルスにおいて、MIHO MUSEUMのビデオ作品(ピーター・ローゼン制作)が広報・その他の部門で金賞を受賞しました。この部門はコンテストの中でも最も重要と目され、世界中から約200点の参加。その内12の作品に金メダルが授与されました。

建築カレンダーが第49回全国カレンダー展にて通商産業大臣賞、さらにドイツの国際 カレンダー展でも銀賞並びにコダックフォトカレンダー賞のダブル受賞
 全国カレンダー展は、第1部門:一般企業、印刷会社の自社用カレンダー、第2部門 :販売促進、プレミア、出版用販売カレンダー、第3部門:1枚もの、小型・卓上および特殊カレンダー、プライベートカレンダーの3部門に分けられています。
 MIHO MUSEUMの建築カレンダーはそのなかの第2部門でグランプリを受賞。今まで常 連として上位に入っていたわけでもなく、突然現れて、通産大臣賞に輝くということ は非常に稀なことです。選考会に参加した日本写真印刷の中村克彦氏によると、どの 審査員からも認められて多くの票を集め、最終決定をするための決戦投票の必要もな かったということです。
 また審査員にはカレンダーの被写体である美術館の建物自体が大変評判になり、春 にツアーを組んで来館したいという意向も伝えられています。 
 さらにドイツ・シュツットガルトの国際カレンダー展にも出展され、ここでも銀賞並びにコダックフォトカレンダー賞のダブル受賞に輝きました。



建築カレンダー 撮影:東出清彦 デザイン:中村克彦
        印刷:日本写真印刷株式会社




海外の放送局が1月に放映したMIHO MUSEUMのニュース
・ZDF(ドイツテレビ協会)
・BBC(英国放送協会)
・CNN/Style with ELSA KLENSCH
ZDFはドイツを中心とした近隣国へ流れるドイツ国営放送。日本でいうNHKにあた る。
BBC、CNNは両社とも全世界をネットワークする最大の放送局。

MIHO MUSEUM提供のFM放送番組
・E-Radio(77.0.MHz) 
 毎週土曜日/11:55−12:00
 2月7日スタート「美しき森から」
 放送エリア:滋賀・京都・三重・岐阜・大阪(枚方まで)
MIHO MUSEUMの収蔵品にスポットを当て、そこから派生する、自然や史実などいろい ろな話題を音楽にのせて紹介します。

海外および国内でMIHO MUSEUMを紹介した新聞、雑誌

雑誌・新聞紙名発行年月日
●海外
オリエンタルアート(イギリス、アメリカ) 97.8
オリエンテーションズ(香港) 特別号
コネッサンス・デザール(フランス) 特別号
エンジニアリング・ニュース・レコード 97.11.3
インターナショナル・ヘラルド・トレビューン 97.11.6
ワシントンタイムス 97.11.9
サンデーテレグラフ(イギリス) 97.11.9
アート・ニュースペーパー(イギリス) 97.11.18
ジャパンタイムス 97.11.22
タイムス(インターナショナル) 97.11.24
シュピーゲル(ドイツ) 97.11.24
アートネット(インターネット) 97.11.26
ロサンゼルスタイムス 97.11.30
ワシントン・ポスト 97.11.30
ニューズウイークアジア 97.11
カルダー(ドイツ) 97.11
KLM航空 機内誌 97.11
ニューヨークタイムス 97.12.4
シアトル・タイムス 97.12.7
ル・ヌーヴェル・オブゼエルバター(フランス) 97.11.27
タイム(インターナショナル) 97.12.29
ユナイテッド航空 機内誌 97.12
イル・ジョルナーレ・デッラルテ(イタリア) 97.12
アポロ(イギリス) 97.12
エイジアン・アート(イギリス) 97.12
ヘミスフィアズ 97.12
アート・ニュースペーパー(イギリス) 97.12
ル・モンド(フランス) 98.1.10
インデペンデント(イギリス) 98.1.11
アーキテクチャー(アメリカ、カナダ) 98.1
アート&オークション 98.1
ミネルバ(イギリス) 98.1
ビブリカル・アーキオロジー・レビュー(アメリカ) 98.1
ニューヨークタイムス 98.2.5
ニューヨーク・ポスト 98.2.19
アート・イン・アメリカ 98.2
エイジアン・アート(イギリス) 98.2
マーサー・スチュワート・リビング(アメリカ・インターネット) 98.2.7